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のらりくらり、ブログ

日々の思いをゆるゆると。マジメときどきバカ。雑記、ネタ、本の紹介。

みんなあんまり見てないかもしれないけど「ナオミとカナコ」が面白い

みなさん、こんにちは。

ブログを開設して何も書かないまま、1ヶ月が経ってしまいました。(笑)
「のらりくらり、ブログ」なのでのらりくらり行きます。
何も書かなくてもアクセス数12らしいです。(笑)
アクセスしてくれた人、すいません。

『ナオミとカナコ』という木曜日の22時からやっているドラマについて書こうと思います。

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わたくし、ドラマはほとんど見ないほうなのですが、このドラマだけはなぜか見てしまいました。

理由は簡単です。広末涼子内田有紀が主演だったからです。

広末涼子内田有紀も数々のドラマで活躍しているので、ドラマをよく見る人にとっては特に珍しいことでもないと思いますし、若い人からすると、もう30を超えたおばちゃんが主演したところで興味わかないし、という感じになるのかもしれません。

ところが私たちおっさん世代からすると、広末涼子内田有紀といえば、90年代を代表するアイドルなんですね、ふたりとも。

そう、かつて、彼女たちが今の広瀬すず有村架純のように活躍していた時代があったのです。

かつてのトップアイドルが年を重ね、女優としての油が乗ってきた頃に夢の共演なんていってもおっさんしか興味持たないでしょうね。

まるで北斗の拳やらガンダムやらキン肉マンやらかつて人気があった漫画でパチンコに呼び寄せる作戦と同じですね。

今の人たちにはそういう作戦はあまり通じませんよね。

ですが、管理人は、そんな作戦(?があるのかどうかわかりませんが)にまんまと引っかかったわけです。

ふたりの過去がまた感慨深いですね。

広末さんといえば、清純派アイドルとして華々しいデビューを飾りながらも、大学に行っていないだの、関東連合とつるんでいるだの、できちゃった結婚だの、シングルマザーだの、散々、週刊誌を賑わせながらも3児の母として、いまだ業界の最前線で女優として活躍されています。何を言われようが走り続ける姿は、さすが元陸上部ですね。

内田有紀さんは、結構、複雑な家庭環境で育っていて、小学二年生の時に両親が離婚、父親の元へ行くにも父親が再婚して自分の居場所がなくなり、母親の元へ行くも、母親も再婚して再び居場所がなくなる。結局、祖母のもとで生活することになるんですが、自分で稼がなければいけないという思いから高校入学と同時に芸能界へ入るわけですね。

両親の諍いがたえない家庭で育った人というのは結婚に対するこだわりが強すぎて失敗するというのはよくある話ですが、彼女も誰よりも幸せな家庭を築かなければいけないという思いで2002年に俳優の吉岡秀隆と結婚するも3年で離婚。結婚時に芸能界引退まで決意しての結婚だったのに、結局、離婚してまた芸能界に戻ってきます。

複雑な家庭環境で育った場合、夫婦の距離の取り方がわからなくてバランスの取り方が難しくなりますよね。モデルケースがないだけに近すぎたり遠すぎたり、安定が難しいのだと思います。過去に噂になったのも、千原ジュニア福山雅治と、2人とも結婚してしまいましたが、結婚するまではふたりともまず結婚には向いていないのではないかと噂されていた2人ですから、知らずの内に父親に似たタイプ、つまり結婚にあまり向いていないタイプに惹かれてしまったのかもしれません。

そんな複雑な人生を送ってきたふたりがどのような演技を見せてくれるのか、それが楽しみで見始めたのですが、これが思っていたより何倍も面白い。

小田直美(広末涼子)と服部加奈子内田有紀)は大学時代の同級生で、服部加奈子が、夫のDVに苦しんでおり、共謀して、夫を殺害する。ふたりは捕まらずに逃げきれるかというストーリーのサスペンスなのですが、まず、2人の過去と役柄がオーバーラップします。

広末涼子演じる小田直美は、思ったことを放っておけないタイプとして描かれています。この突っ走るタイプというのは、二度のできちゃった結婚を経験し、ガンガン突き進む広末涼子の過去を彷彿とさせます。

そして、内田有紀演じる服部加奈子は、夫のDVに悩み、積極的になれない控えめな性格として描かれます。これも家庭環境で苦しんだ内田有紀の過去を彷彿とさせます。結構、面白いのは実際に殺人を犯す場面では、服部加奈子の方が覚悟ができていたりするのですが、このあたりも、何があっても自分の力で仕事をして生き抜くぞと決意した内田有紀の過去と重なります。

2人ともいい演技をしているのですが、内田有紀の演技がかなりいいです。数々の賞を総なめにしてきた広末涼子の演技が霞むくらい、いい演技をしています。

詳しいストーリーはネタバレになるので見てのお楽しみですが、この2人に、一人二役の服部達郎(加奈子の夫)役の佐藤隆太や(なぜ、一人二役なのかは見ればわかります)、服部達郎の姉として服部陽子(吉田羊)、中国人社長李朱美役として高畑淳子が絡んでくるのですが、また、脇役もいいですね。

特に、高畑さんの中国人社長は、中国人もびっくりの名演技です。

こんなに上手な嘘の日本語聞いたの初めてです(笑)いや、タモリさん以来かな、、

お姉さん役の吉田羊もまた最高です。

後半、直美と加奈子はお姉さんにどんどん追いつめられるのですが、この役は吉田羊さんでしかできなかったんじゃないかと思わせる迫力です。ドラマの合間に車のCMが流れるのですが、後ろめたいことをすべて見透かされいてる感じがします。
おちおちデートにも誘えませんね、これでは。

このドラマはキャスティングがかなり成功していると思います。

全編を通して、殺人を犯しているのに、かなり、のほほんと描かれていたり、ミステリー好きなら、もう少し考えろよと思わず突っ込みたくなる箇所が満載なのですが、そのあたりも実は伏線になっていたりして、視聴者に突っ込ませつつも最後までついつい見てしまうところはよくできています。管理人は、読んでませんが、原作もいいのでしょうね。原作は直木賞作家の奥田英朗さんです。


ということで、視聴率も全然高くないようですが(笑)、いまどきのドラマなんて面白くてもそんなに視聴率上がらなかったりするでしょう。久しぶりに見たドラマが面白くて管理人は大変満足しています。

明日(2016/3/17)が最終回。

楽しみです。